基礎代謝とトレーニングと痩せる





基礎代謝とは、呼吸したり心臓を動かしたりする時に消費するエネルギーで、なにもしなくても体が勝手に消費するエネルギーです。そして活動代謝とは、人間が動いて消費するエネルギーのことで歩いたり、運動したりするときに消費するエネルギーのことをいいます。エネルギーを消費しやすくするためには、基礎代謝量が増えればいいので「活動代謝量は少なくても構わないと」いうことです。

それで、基礎代謝量を増やすには、筋肉を増やすといいことがわかっていますが、無理な食事制限はしないことが原則です。それは、食事の量だけを制限すれば、見た目は体重が減ったかのように見えてしまいますが、筋肉も痩せてきているということです。正しく筋肉をつけようと思えば「初動負荷トレーニング」などがおすすめめです。



「初動負荷トレーニング」とは、身体をリラックスさせた状態で、神経と筋肉の機能(反射)を向上させる画期的な方法です。リラックスした状態の筋肉に適切な負荷を与え、自然に筋肉の伸び縮みを誘います。身体への負担をかけずに、しなやかで弾力性に富んだ筋肉が得られます。身体への負担が少なく、筋肉痛や疲労など、怪我の予防などにもなるということです。神経と筋、関節、靭帯等の調和を高めることができます。

それにより、神経・筋機能を促進し、血流や代謝の促進、老廃物の除去、身体の歪みの矯正、関節や筋肉、精神的なストレスの除去等で優れた効果が発揮され、さまざまな疾病、故障予防・改善に役立つということです。バランスよく筋肉を増やす方法から、増やさないで鍛える方法まであって、数多くのプロ・オリンピック選手が実践するトレーニングでもあるということです。

また、基礎代謝は私たちの体脂肪にも深く関係しているということがあります。血の流れをよくしたり、しっかり呼吸をすることなどの改善があればもっと消費量は大きくなって筋肉がついてくるということがあります。季節でも冬と夏では基礎代謝量は違ってきます。夏よりも冬の方が基礎代謝が高いのは、体温を維持しようとして基礎代謝が上がり、冬を薄着で過ごそうとすればさらに基礎代謝のアップが期待できるということなどです。また、ダイエットや単品ダイエットなどの無理なダイエットをしないということです。短期間でダイエットしようとすると基礎代謝を下げてしまうことがあるからです。